『王様ランキング』ではいろんな姿形をした「ゴーレム」が登場します。
ゴーレムとは簡単に言うと「人形」のことなのですが、『王様ランキング』の中で急激に物語が展開していく前触れ的な場面でゴーレムが現れるのです。
今回はこの「ゴーレム」について考察していきますので、どうか楽しんで最後までご覧くださいね!
※ 一部ネタバレ注意です(^_-)-☆
『王様ランキング』ゴーレムの正体とは?ランキングの査定をしていた!
王様ランキング協会の者が各国の“強さ”を査定する際に、ゴーレムが使われることがあります。
まず王様ランキングとは、
- 高名な騎士を従え
- 国民が多く、発展しており
- なにより王様自身が勇者のごとく強いこと!
それらを条件に各国の王様をランキングしたものです。
ボッスが王様になった時も、王様ランキング協会の使者がボッスを査定するために来ていました。
ゴーレムVSボッス、四天王
騎士たちの力量を確かめるため、当時まだ若かったベビンとアピスもゴーレム相手に試合をしました。
ベビンは蛇腹剣で、アピスは槍を使い2人掛かりで応戦しますが、一体のゴーレムを倒すことが出来ずに苦戦していました。
そこに大きな棍棒を持ったボッス王が現れ、たったひと振りでゴーレムを粉々に叩き潰してしまいます。
それを見た王様ランキング協会の使者は、単純な強さだけなら文句なしにボッス王がランキング1位だと述べていました。
ゴーレムVSダイダ
ヒリングの策略によって、ボッス亡き後の次期国王としてダイダが就任しました。
ダイダは年齢的にはまだまだ若いですが、剣術の試合ではベビン騎士団の一番隊長に勝つほどの腕前です。
王様ランキング1位を目指していたダイダは、勇んでゴーレムとの試合に臨みました。
結果はゴーレムの圧勝で、ダイダは剣を折られ為す術なくコテンパンにやられてしまいました。
王様ランキング協会の使者からも、ボッスの頃のランキング7位から90位ぐらいに大幅ダウンすると告げられてしまいます。
プライドをズタズタに引き裂かれたダイダは、これを機に鏡(ミランジョ)に父親ボッスの力を授けてもらうよう依頼するのでした。
『王様ランキング』ゴーレムの正体とは?鏡(ミランジョ)の手下?
ゴーレムにはいろいろなタイプがあり、それを操る者によってさまざまな使われ方をします。
ダイダに復活の秘薬を飲ませる
ボッスの強大な力を手に入れるため、ダイダは鏡(ミランジョ)とともに城の地下深くに降りていきます。
ある地下室に入ろうとした時、死神のような風貌をした二体のゴーレムが門番として立っていました。
ボッスの忠実な家来で、力を手に入れる手伝いをする役目をするとのことです。
しかし力を手に入れるための秘薬が、ボッスの死体のエキスからつくられたことに、ダイダは疑問に思いました。
直感で身の危険を感じたダイダは、鏡(ミランジョ)の提案に逆らって秘薬を飲むのを拒否したのです。
ゴーレムたちがずくで飲ませようとしましたが、ダイダの体術で倒されてしまうのでした。
王様ランキング協会の使者が操っていたゴーレムと比べれば、この死神のようなゴーレムはそれほど強くはないと言えますね(笑)
ですが結局アピスによって気絶させられたダイダは、ゴーレムたちから無理やり秘薬を飲まされてしまうのでした。
冥府の罪人たちの案内役をした
ボッス国を混乱に陥れるために、鏡(ミランジョ)は冥府から6人の罪人を呼び寄せることになります。
冥府から出られるよう、この罪人たちを導いたのが同じ死神のゴーレムでした。
いつも鏡(ミランジョ)を大事そうに抱えているのが印象的ですね。
ですが冥府の罪人たちは各々が恐ろしいほどの強者どもでした。
案内役の鏡(ミランジョ)やアピス、ゴーレムたちに素直に従うとも思えません。
案の定、荒くれ者の罪人たちは途中でゴーレムを襲ってバラバラにしてしまうのでした。
『王様ランキング』ゴーレムの正体とは?まとめ
『王様ランキング』のなかでは、王様ランキング協会の使者や鏡(ミランジョ)に操られていたこともあり、使い勝手の良い便利な役割をしています。
命がもともと無いので、冥府の罪人たちによってバラバラにされた時も、その後自分で器用に修復していました。
上の画のゴーレムを見ると、どことなく愛嬌があって親しみを感じますね(^^)
現代でいえば、AIなどのロボットが人間たちと共生して生活を楽にしてくれているのと相通じるものがあります。
お互いに協力し合いながら、住みよい世の中づくりをしたいものですね!
最後までご覧いただき有り難うございました。
あなたに幸せな出来事がたくさん起こりますように(^^♪
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