『王様ランキング』の中で"白王(はくおう)”という言葉がでてきますが、これはボッジの師デスパーがお城勤めをしていたときに乗っていた愛馬のことです。
よく似た名前で"黒王号”というのがありましたが、これは『北斗の拳』の世紀末覇者ラオウが乗っていたでっかくてカッコイイ馬のことですね(^^)
今回は、デスパーが愛でていたこの"白王”にスポットを当ててみていきたいと思います
(ヒヒ~ンッ❣)🐎
『王様ランキング』白王とは?デスパーとの出会い
デスパーは現在、デスハー王国の街の一角で邸宅をかまえ、庶民に溶け込んだ生活をしていますが、以前は兄のデスハー、弟のオウケンとともに国の基盤づくりのためにお城勤めをしていました。
『王様ランキング』の時代背景では主に馬が交通手段として使われており、王族であるデスパーも今でいうところの自家用車に近い感覚で馬を愛用していたわけですね。
そこで見た目のカッコよさを重視しがちなデスパーは、当時まばゆいばかりの真っ白な身体を持ち、疾風のごとく駆ける白王を大事に育てていました。
『王様ランキング』白王とは?再会に至った背景
国民の多くの命を犠牲にしていた前国王サトゥンを倒して国を平定したあと、長兄デスハーと次男デスパーはお互いに距離を置くこととなります。
兄のデスハーは自分の銅像の顔の部分だけ破壊してしまうほど、自分の容姿に劣等感をいだいており、容姿端麗の弟デスパーへの対抗心もあったからです。
やむを得ず街の居住区に住むこととなったデスパーは、白王を国に返還せざるを得なくなりました。
月日が流れて、ボッジがデスパーから剣術の修業を終えてボッス王国に帰る頃、デスパーは冥府騎士団の隊長からある知らせを告げられます。
その内容が白王との再会に至るわけですが、どのようなものなのか、見ていきましょう!
冥府の罪人たちを連れ戻すこととミランジョの討伐のため
ボッジがデスパーのもとで修業を続けていたころ、冥府の牢獄に閉じ込めていた罪人たちが、ミランジョの手ほどきによってボッス王国へ脱走しました。
罪人たちは6人いて、みなが屈強な猛者ばかりです。
冥府の入り口を出てから罪人たちを引率した四天王の一人アピスも、6人ともスゴ腕と認めるほど手ごわい者たちです。
事の重大さを危ぶんだ冥府の王デスハーは、6人の罪人たちを連れ戻すのと、内心ボッス王国の乗っ取りも目論んでいたこともあって地上最強の冥府騎士団を引き連れ、かつ知将である弟のデスパーも呼ぶに至ったわけですね。
それでデスパーは騎乗してボッス王国へ向かうにあたって、自身が愛でていた白王に再び会いに行くことになりました。
弟オウケンを連れ戻すため
オウケンは次男デスパーの弟で、三男にあたります。
もともと兄想いで気が優しかったオウケンですが、父サトゥンの因縁で不老不死の身となると同時に人としての心も失い、狂人と化して罪人となってしまいました。
長兄デスハーの魔法の雷に打たれて牢獄に捕らえられていたオウケンでしたが、ミランジョの策略によって冥府の門を抜け出してしまいます。
デスパーがお金にがめついことを知っていたデスハーは、オウケンを連れ戻すにはデスパーの機転と知力が必要と思い立ち、多額の金貨でデスパーを釣ることになりました。
以上の様ないきさつもあって、デスパーはふたたび白王に会いにいくこととなったわけですが、そこでデスパーは驚くべき事実を目の当たりにします。
『王様ランキング』白王とは?変わり果てた姿
当時を懐かしみつつ、隊長とともに白王のいる牧場に向かったデスパーでしたが、そこで自分の目を疑うことになります。
デスパーが目にしたものは、ひたすら牧草を食べまくる、まるまると太った一匹の白い馬?でした。
隊長によると、白王はもともと気性が荒くてデスパー以外には懐くことがなく、自由にさせていたらどんどんと肥えてしまったということでした( ゚Д゚)
まるでライザップの逆バージョンですね(*^^*)
すかさずデスパーに気づいた白王は、うれしくなってデスパーのもとに突進していきますが体が重すぎて止まることができずに、フェンスをぶち破ってデスパーを吹っ飛ばしてしまいました(オーマイガッ‼)
『王様ランキング』白王とは?まとめ
結局なんだかんだで、ぶくぶくと太った愛馬『白王』と一緒にボッス王国に向かうこととなるデスパーでしたが、なぜかそんな付き合いの良い点に彼の人柄があらわれていて微笑ましい感じがします(^^♪
3人兄弟の中でいちばん容姿端麗・頭脳明晰で一見カンペキにみえますが、お金をみるとよだれをたらしたりして、どこか抜けているところがあって憎めない性格です。
人や動物を深く思いやることのできる豊かな心もデスパーの魅力ですね(^^)
もともと気性の荒かった白王も、そういうデスパーの人柄に惹かれてなついているのだと思います。
北斗の拳の“黒王号”とは少し雰囲気は違いますが、王様ランキングの“白王号”は今後、昔のように精悍な体形に戻ることができるのか、注目したいところですね(^_-)-☆
最後までご覧いただき感謝しています。
皆さまにたくさんの幸せなできごとが起こりますように!(^^)!
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