『王様ランキング』の第4巻あたりから、ダイダが急激に強くなった描写があります。
ダイダは四天王の一人ベビンから剣術の指南を受けており、もともと才能もあって強かったのですが、ある日突然スーパーサイヤ人のように強くなっていました!
今回はなぜダイダが急にレベルアップしたかにスポットをあてて考察していきます。
※ ネタバレご注意ください。
急に強くなったダイダ!ダイダの屈辱
ダイダは、ベビン1番隊長を剣術で打ち負かしたほどの実力の持ち主です。
その腕前は、国一番の剣術の使い手であるドーマスも惚れ込むほどです。
そのダイダがかなりのダメージを負い落ち込んでしまう場面がありますが、どういうものなのか見ていきましょう!
ゴーレムとの試合!
ボッス亡き後、新国王に就任したダイダは王様ランキング協会の使者からランキングの査定を受けることになりました。
ランキングの査定内容は国の繁栄度合いや高名な騎士の有無、王様の力強さ等によって総合的に決められるものです。
若き新国王のダイダも、その実力が如何ほどのものなのか、ゴーレムを使っての査定が行われました。
結果はダイダのボロ負けで、剣は折られ全く為す術もない形で茫然自失といった状態でした。
王様ランキングの順位も、これまでの7位から90位ぐらいにまで下がると告げられ、大幅なダウンとなります。
プライドが高く、王様ランキング1位を目指すことを公言していたダイダにとっては、ゴーレムとの試合でかなりの屈辱を味わったと言えますね😭
鏡(ミランジョ)への依頼
王様ランキング協会の使者よりランキングの大幅ダウンを言い渡されたダイダは、悔しくて夜も寝付けない状態でした。
いても立ってもいられなくなったダイダは、たまらず鏡(ミランジョ)に相談しました。
鏡(ミランジョ)からは以前より、今は亡き父親であるボッスの力を手に入れれば、もっと強くなれると聞かされていたのです。
その驚くべき力を手に入れるため、ダイダと鏡(ミランジョ)は秘密の地下室に向かうのでした。
急に強くなったダイダ!危ない秘薬!
地下室の入り口には死神のような姿をした番人がいて、ダイダを中へ案内しました。
なんと中には氷漬けにされたボッスがいたのです!
鏡(ミランジョ)は、この時のために用意していたと言って氷漬けにされたボッスを、氷を砕く機械のような物に入れました。
ボッスから抽出された養分と、鏡(ミランジョ)が加えた秘薬を混ぜ合わせ、太陽の光にあてて変化させたものから‟聖なる血”を取り出して謎の「秘薬」が完成しました。
鏡(ミランジョ)によると、それを飲めばボッスの力が手に入るとの事でしたが、ダイダは直感的に我が身の危険を感じて拒否します。
断固として拒否するダイダでしたが、後から現れたアピスの不意打ちを喰らって気絶している間に無理やり飲まされてしまいました。
本人のダイダが拒否しているのに、気を失わせてまで飲ませるということは何か陰謀があるとしか考えられませんね😓
急に強くなったダイダ!スーパーダイダに変身!
秘薬をダイダの口に流し込んだあと、鏡(ミランジョ)は復活の呪文を唱えました。
しばらくしてダイダは目を覚ましましだが、雰囲気がもとのダイダとは全く違っています。
鏡(ミランジョ)が飲ませた謎の秘薬は、ダイダの力を強くするためのものではなくて、ボッスをもう一度復活させるものでした!
あくまでもダイダはその入れ物として、鏡(ミランジョ)に利用されただけだったのです。
ダイダの身体を使って復活したボッスは、身体は小さいものの力強さは以前のボッスそのものでした。
その強さは圧巻で、修業後にパワーアップしたボッジが手も足も出なかった相手である冥府の剣王オウケンをも封じ込める程のものでした!
まさに‟スーパーサイヤ人”ならぬ“スーパーダイダ”ですね😲
ですが本人のダイダ自身は、どこかの暗闇の中に閉じ込められてしまったのでした。
急に強くなったダイダ!まとめ
鏡(ミランジョ)から勧められた、謎の秘薬を飲むのを拒んだダイダの不安は正しいものでした。
ずっとボッスとともに生きていきたいという鏡(ミランジョ)の策略に、まんまとダイダが引っ掛かってしまった格好ですね。
ですが暗闇の中でダイダは、父ボッスの若い頃の記憶に触れることになります。
ボッスが初めてミランジョに出逢ったいきさつや二人の関係、鏡となってボッスを復活させる企みなどの経緯が紐解かれていきます。
この後ダイダとミランジョたちがどういう結末を迎えるかは、『王様ランキング』単行本をご覧になって楽しんで頂ければと思います(^^)
最後までご覧いただき有り難うございました。
あなたに幸せな出来事がたくさん起こりますように(^_-)-☆
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