『王様ランキング』でヒリングが治癒をする時に飲むのが‟ポーション”です。
ヒリングいわく、治療する場合にいつも飲まなければいけないというものではなく、緊急性を要する時にだけゴクゴク一気飲みしている感じですね(^^)
今回はこの‟ポーション”がどのような場面で使われていたかについて一緒に見ていきましょう❣
『王様ランキング』ヒリング愛用のポーションとは❓ボッジの治療
まず、このポーションという言葉は普段あまり聞きなれないので説明しますね。
ボッジは剣術の練習中にふとしたことでダイダと試合をすることになりました。
始めはボッジ得意のフットワークを使ってダイダを翻弄していましたが、剣術の師ドーマスの指示によりフットワークなしで打ち合うこととなります。
そうなると力ではるかに勝るダイダに有利な展開となり、非力なボッジは木刀で滅多打ちにされました（ボッジかわいそう💦）。
ボッジはほぼ全身の骨を砕かれて瀕死の状態になってしまいましたが、ヒリングはポーションを飲むことによって見事に完治させました。
ヒリングの様子ではポーションの味はかなりマズいようで、相当気合を入れて飲んでいたみたいですね（笑）
王様ランキング１巻７話より引用
はじめのうちヒリングは、あの『アルプスの少女ハイジ』にでてくるロッテンマイヤーさんばりに意地悪な感じでしたが、このポーションを飲みながら必死にボッジを治した場面を見てガラッと印象が変わりましたね！
はたで見ていたカゲも、ヒリングのことを「オレの経験上めちゃくちゃいい奴だ」と評しています(^^)
『王様ランキング』ヒリング愛用のポーションとは❓アンの救出
王様ランキング１0巻120話より引用
アンとはヒリングが僧侶の時から護衛をしていた女騎士のことです(美人ですね❤）。
冥府からやってきた罪人や魔物たちを迎え撃つため、精鋭部隊としてアンたちもヒリングの護衛役として登場しました。
はじめの内は優勢に戦っていましたが、冥府の剣王オウケンや怪力ギガンの加勢により徐々に劣勢に転じていきます。
オウケンに襲われていたヒリングを助けるため、アンが得意の投げナイフで応戦しますが不老不死の身体を持つオウケンによって首を切られ、アンは重傷を負ってしまいました。
そこでホーリーライト（光の攻撃）でいったんオウケンを退けさせたヒリングは、すかさずアンの治療のためにポーションを飲むことになります。
それでアンは無事一命をとりとめることができました。
『王様ランキング』ヒリング愛用のポーションとは❓ドルーシの復活
ドルーシは『王妃の盾（たて）』として普段ヒリングを守っています。
この時もドルーシは奪われた城の奪還とヒリングの護衛をするために、罪人や魔物たちと奮闘していました。
ところがギガンの不意打ちをまともに食らってしまい、また多くの魔獣たちからも襲われて瀕死の重傷を負わされました。
ですがその時、思わぬ伏兵ミツマタが現れ一時形勢が逆転して、体中に深い傷を負ったドルーシを治療する時間ができました。
ここでもヒリングは、甲冑の中にしこんだポーションを飲みながら、必死に自分を守ってくれたドルーシを治癒するのでした。
王様ランキング７巻84話より引用
『王様ランキング』ヒリング愛用のポーションとは❓ミツマタを救助
実は以前、ミツマタが小さい頃ヒリングは、兵士たちに串刺しにされ傷つけられていたのをボッジの依頼で助けたことがあります。
今や大蛇となったミツマタは魔物たちを簡単に蹴散らすことが出来ましたが、怪力のギガンによって何度も地面に叩きつけられて殺されそうになりました。
そこで修業を終えて強くなったボッジが現れ、針剣で一瞬にしてギガンを失神させます。
再びヒリングにミツマタの治療を懇願するボッジでしたが、ドルーシの治癒にポーションを使い果たしてしまっていたため力を出すことができません。
泣いて悲しむボッジでしたが、ここでなんとカゲが口からポーションを何本もとり出しました。
カゲは初めてボッジの城に行った際、ヒリングの部屋からポーションを盗んでいたのです。
金目のものは何でも盗むという昔の盗みグセが働いて、おなかの中に保存していたのですね（ちゃっかりしてる！）。
王様ランキング７巻85話より引用
そのおかげで、死にかけていたミツマタも無事息を吹き返すことが出来ました。
『王様ランキング』ヒリング愛用のポーションとは❓まとめ
ヒリングは普通に治療をする時はあまり疲れないので、ポーションなしで治すことができます。
性急な治療が必要な時だけ、かなり体力を消耗するのでポーションを飲まざるを得ないわけなのですね。
見ている感じでは、どこかの奥さんがお酒をやけくそで一気飲みしているようで、ちょっとコミカルですね（笑）
王様ランキング7巻85話より引用
なにわともあれ、ヒーリング（治癒）の魔法を会得したヒリングによって多くの命が救われています。
カゲもはじめはヒリングのことを『ヒステリックボインババア』と言ってましたが、ポーションを使って献身的に瀕死のボッジを完治させたときから彼女のことを信頼するようになりました。
私を含め、読者の方々もヒリングのこのギャップに惹かれた人はおおいのではないでしょうか？😻
人や動物の命を大切にするヒリングを、これからも応援したいと思います(*^^*)
最後までご覧いただき有り難うございました。
あなたに幸せな出来事がたくさん起こりますように(^^♪
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