『王様ランキング』の少女キャラとして登場するのが「ポイーズ」です。
ボー国の伯爵令嬢で、いつも大きな黒いクモのぬいぐるみを大事そうに抱えています。
実はカゲが「影の一族」の最後の一人として生きているのも、このポイーズのおかげといっても過言ではないのです。
今回はこの伯爵令嬢ポイーズにまつわる話をしますので、ぜひ最後まで楽しんでみてくださいね!
『王様ランキング』の「ポイーズ」ってだぁれ?伯爵令嬢ポイーズの人物像
ポイーズの名前の由来は、ポイズン(poison 毒)からきているものと思われます。
カゲが「毒の森」へ向かっている途中でポイーズに逢ったことや、ぬいぐるみが黒いクモで毒グモをイメージさせるところからネーミングされたかも知れませんね。
ポイーズはボー王国で一定の地域の支配を認められた、貴族のお嬢様ということになります。
カゲと初めて出逢った頃のポイーズは、当時のカゲと同じ歳ぐらいなので大体4~5歳位です。
護衛としていつも執事らしき男性が付いていますが、ポイーズがクモのぬいぐるみを大事に持っているので、はたから見ればちょっと変わった女の子と思われているかもしれませんね(^^)
『王様ランキング』の「ポイーズ」ってだぁれ?カゲの命の恩人?
ゲスランの一味からから命を狙われていたカゲは、「毒の森」に向かって逃げていました。
毒の森まではまだ距離があり、もうじきゲスランたちに追いつかれそうになった時にカゲは偶然散歩をしていたポイーズと出くわしました。
不穏な状況を察したポイーズは、持っていた黒いクモのぬいぐるみの中にカゲを避難させました。
ゲスランの兵士からカゲの居場所を聞かれたポイーズは、黙って毒の森の方角を指差し、ゲスランたちは毒の森へと向かったのでした。
森まではまだ距離があったので、カゲがポイーズに出逢わなければ確実に捕まって殺されていたことでしょう。
カゲにとってはポイーズが“救いの女神”だったにちがいありません。
今後の展開で、カゲとポイーズの劇的な再開を期待したいところですね(^^♪
『王様ランキング』の「ポイーズ」ってだぁれ?ポイーズは将来大物になる?
ポイーズがカゲを救った場面で注目されるのは、彼女のとっさの状況判断です。
では、具体的にどのようにポイーズが行動したのか見ていきましょう!
カゲをクモのぬいぐるみの中に隠した
カゲがゲスランたちに追いつかれそうになった場面で、ポイーズはそれまで面識のないカゲをクモのぬいぐるみの中に隠しました。
年端もいかない幼い女の子が、自分の大事なぬいぐるみの背中を破ってまでして、カゲを入れてあげたのです。
少女とはいえ女の直感で、小さなカゲの身の危険を察知しての判断だったと思います。
自らの大きな泣き声で、カゲの泣き声をかき消した
ポイーズが毒の森の方角を指差して、ゲスランたちが森へ向かおうとした時、カゲはゲスランの持っていた槍にお母さんが串刺しにされて死んでいたのを発見しました。
その光景を目にして、カゲは思わず大きな声で泣き叫んでしまいました。
その声でゲスランたちに気付かれそうになりましたが、ポイーズがとっさにクモのぬいぐるみを抱きしめながら、カゲに負けないくらいの大きな声で泣き叫び出したのです。
執事もポイーズの演技に同調して、ゲスランたちに「あなた方、早く行ってください!お嬢様が怖がっております」とフォローしました。
ポイーズたちのファインプレーによってゲスラン一味は森へ向かい、なんとかカゲは命拾い出来たのです。
そしてカゲは、無事国外へ逃亡することができました。
こんなに小さな女の子が、しかも差し迫った状況の中で、なかなか瞬時にこれだけの行動ができるものではありません。
ポイーズは将来大物になるか、立派な女優になることでしょう(^_-)-☆
『王様ランキング』の「ポイーズ」ってだぁれ?まとめ
影の一族は本来、一度主君を決めたら絶対に裏切らないと言われています。
その一族が簡単に王様を裏切って殺そうとするわけはないでしょう。
そしてポイーズたちもまた、王様に目を付けられて危険な状態だったと執事は述べています。
その後すぐにボー王が病死してゲスランが王位につき、「ゲスラン王国」が誕生した流れを見ると、ゲスランが裏で何らかの糸を引いていたものと想像できます。
大きくなったカゲとポイーズが、その知恵と勇気で王国をもとの平和な住みよい国に築き上げるのを期待したいですね。
そうなればゲスランは自らの引いた糸に絡まってしまい、どうすることもできなくなる結末が待っていることでしょう。
ポイーズのぬいぐるみの黒いクモは、そのような伏線として描かれているのかも知れませんね。
それと同時に、カゲとポイーズが幸せの赤い糸で結ばれることをねがわずにはいられません(*^^*)
最後までご覧いただき有り難うございました!
あなたに幸せな出来事がたくさん起こりますように(^^♪
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