『王様ランキング』の中で、四天王は各々のキャラクター(性格)がとてもユニークな登場人物として、王様と国の護衛にあたり重要な役割を果たしています。
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- 「ソードマスター」のドーマス
- 「ヘビ使い」のベビン
- 「王の槍(やり)」のアピス
- 「王妃の盾(たて)」のドルーシ
以上の4人が、ボッス国の四天王です。
それぞれの性格を知ると、『王様ランキング』を何倍も楽しく見ることができるので、ぜひ最後までご覧くださいね(^^)/
『王様ランキング』四天王・ドーマスの性格
ドーマスの名前の由来は「ソード(sword剣)マスター」からきていると思われます。
ボッス王よりボッジの剣術指南役として直々に指名されたドーマスは、外見的には長髪のイケメンタイプです。
では、ドーマスがどういう性格なのか見ていきましょう!
『王様ランキング』四天王・ドーマスはストイックだが自己中心的?
ドーマスは自らに1日1万回の素振りを課しており、一言でいうとストイックな性格です。
はじめは自分の剣のすべてをボッジに教え込もうと情熱を燃やしていたドーマスでしたが、何年たっても子供用の剣すらまともに持てないボッジの非力さを目の当たりにして、その情熱を失ってしまいました。
敵の剣をすべて受け、自身は決して退かない「力の剣」のドーマスにとって、非力なボッジをどうやって強くできるかのイメージが湧かなかったのでしょうね。
ボッジに腕力がないと認めたうえで、それを前提にしたトレーニングが思いつかなかったところをみると、ドーマスは自分基準で頭が固いといえます(^^)
『王様ランキング』四天王・ドーマスは二重人格?
ボッジに剣術を教える情熱が失せたドーマスは、自身が代わりにボッジを剣で守ればいいと割り切るようになりました。
しかしある日、ドーマスはダイダと剣の手合わせをすることになり、ダイダの大人顔負けの太刀筋を見て、彼こそが王の継承者にふさわしいと思うようになります。
間もなくしてボッス王の死後、ヒリングの策略により新しい国王となったダイダは、兄であるボッジの存在が疎ましくなってきました。
そしてダイダはボッジ暗殺命令をド-マスに依頼し、ドーマスは自身の保身のためにその命令を受け入れ、実行に移してしまうことになります(T_T)
このようにドーマスには表の顔と裏の顔があり、二重人格的な面があるといえますね。
『王様ランキング』四天王・ベビンの性格
名前の由来は、「ヘビ使い」であることからベビンという名が想像できますね。
見ため的には悪人面でコワもて。しかもいつも身の回りに多くのヘビを従えているので、兵士たちからも怖れられているようです。
また物語のはじめの段階で、ボッジの親友カゲを捕まえ、その体に穴をあけ牢屋に閉じ込めていたことから非情な面もうかがえます。
その上いつもニヤニヤして薄ら笑いをうかべているので、いやらしい印象もありますね
(*´Д`)
『王様ランキング』四天王・ベビン、実は思いやりがある?
昔ミツマタ(三つ首の大蛇)が小さいとき、兵士たちから槍で串刺しにされていたところをベビンが助けました。
三つ首であったことから忌み嫌われ、人間に不信感をもっていたミツマタは、介抱しようとして抱きかかえたベビンの手に「ガブリ!」と咬みつきました。
しかしベビンは怒りもせず、そのまま救護室にミツマタを運んで手当をほどこし、さらに巣穴までつくってエサを与えます。
またベビンは、多くのハンデを抱えながらもひたむきに生きるボッジが"人としての本当の強さ”を持ち備えているのを知っています。
そしてボッジが旅に出た際、カゲに対して人知れずボッジの命を守るように依頼しました。
さらにその上、ボッジが強くなれるよう、ベビンの剣術の師であるデスパーの紹介までしてくれているのです。
人は見かけによらないというたとえの良い例ですね(^_-)-☆
『王様ランキング』四天王・アピスの性格
名前のアピスは槍(やりの英語spearスピア)からきていると思われます。
四天王の中では口数が少なく、謎めいた人物です。
「王の槍」としてボッスの命令に忠実に従い、汚い仕事も淡々とこなしています。
ボッジが幼いころからずっと一人で多くに悲しみに耐えてきたことを理解しており、新しい国王の決議のときにもボッスの意志を継いでボッジを推していました。
ところが物語の黒幕であるミランジョに大恩を感じていたアピスは、彼女への忠誠心も強くもっていました。
ボッジの継母であるヒリングの暗殺計画を、ミランジョが企てていたことにアピスも絡んでおり、正直なところ善か悪かの区別がつきにくいところです(-_-)
ですが、王様(ボッス)の命令に対し私情をはさまず、ただ黙々と任務をこなせて強さも兼ね備えたアピスは、4人の中で一番四天王らしいといえるかも知れません(*^^*)
『王様ランキング』四天王・ドルーシの性格
ドルーシの名前は、「盾(たて)」の英語(shieldシールド)からきていると思われます。
四天王の中で最強と評され、はじめは「王の槍(やり)」としてボッスに仕えていました。
体格もゴリラのようにごつくて大きく、いかにも強そうな見た目です。
ライオンのような魔物を1匹仕留めるのに手こずっていたアピスとくらべ、ヒリングの護衛の際に素手で3匹もの魔物をやっつけたことからもドルーシの強さがうかがえます。
ですが、ボッス王の命令で途中から「王妃の盾(たて)」としてヒリングの護衛にまわされることになりました。
王様の任務を側近的な立場から遂行するにあたり、心根の優しいドルーシよりも感情を見せないアピスが適任と、ボッスが判断したのでした。
ミランジョによるヒリング暗殺計画では、「王妃の盾」として何度も命がけで立ち上がりヒリングを守り抜いたその姿勢には、私も心を打たれて目頭が熱くなりました(*´▽`*)
ボッス亡き後はドルーシとヒリングが結婚すれば、かなりうまく収まるのではと思ったりしましたね(^_-)-☆
『王様ランキング』四天王それぞれの性格・まとめ
外見も個性もまったくバラバラな4人ですが、冥府の剣王オウケンとの戦闘シーンでは抜群のチームワークを発揮します。
瀕死のボッジたちを守るため、それぞれの特技を生かして、一時は不死身のオウケンを追いつめるまでに至ります。
ダイダの体を乗っ取ったボッスと対峙した時も、4人は力を合わせてボッジを守ろうとしました。
この4人を見ていて感じたのは、屈強であるにもかかわらずどこか内面でもろいところがあり、その性格がとても人情味にあふれている点です。
ドーマスもいっときはボッジを裏切りはしましたが、深い罪悪感にさいなまれ、その後自らの行いを悔いあらためてボッジに真の忠誠を誓うことになります。
ほっこりとした安心感を味わえるのが、この四天王たちの共通点であり、このマンガの魅力だと感じました( ^^)
これからも、この魅力あふれる四天王たちの活躍に期待します。
最後まで読んでくださり有り難うございました!
皆さまにたくさんの幸せなできごとが起こりますように(^^♪
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