『王様ランキング』に出てくる冥府の6人の罪人の1人に、山賊の頭“ゾック”がいます。
見た目はさえない中年太りのオジサンといった感じで、あまり強そうに思えません。
ですがそんな外見とは違い、他の罪人には無いとても危険な能力を持っているのです!
今回はそのゾックにスポットをあてて一緒に見ていきましょう。
※ ネタバレご注意お願いします。
山賊の頭“ゾック”はとんでもない奴!登場のきっかけ
冥府にいた頃のゾックは、山賊として荒くれ者たちを束ねていました。
ゾックたち冥府の6人の罪人は、鏡(ミランジョ)の手ほどきにより表の世界に放たれました。
ボッス国を混乱に陥れるため、他の強力な罪人たちと一緒に連れて来られたのです。
鏡(ミランジョ)と共に案内人を務めたアピスの第一印象では、他の罪人たちと比べてゾックからは特に強さも迫力も感じられませんでした。
一見したところ何か強力な武器を持っているわけでもなく、体格も小太りで動きも鈍そうだったからです。
ですが見かけによらず、ゾックは内に秘めたる大きな野望を持っているのでした。
なにやらタヌキおやじ臭がプンプン匂いますねぇ(*´Д`)
山賊の頭“ゾック”はとんでもない奴!ゾックの野望
鏡(ミランジョ)たちの案内で冥府を抜けてボッス国の城を乗っ取ったあと、ゾックは自分がどうすれば王様の座につけるかを考えていました。
罪人たちの中では、体格や実力的にもキングボが頭一つ抜きんでていたからです。
案の定キングボは力ずくで王冠と玉座を奪い取りました。
それでもゾックはあきらめず、キングボとオウケンが仲違いをしている間に、漁夫の利で自分が王様になることを企んでいました。
仮にも「山賊の頭」というぐらいなので、したたかに王の座を狙っていたのでしょうね。
山賊の頭“ゾック”はとんでもない奴!その能力とは?
それでは、ゾックに一体どのような能力があるのかについて見ていきましょう!
冷静な状況判断
ゾックは他の罪人たちの性格も考慮しながら、如何にして最強のキングボを倒し王様の座を獲得するか、冷静に狙っていました。
ふとしたことでキングボたちがアピスと揉めていた際、ゾックだけがまわりの殺気に気付きました。
鏡(ミランジョ)の僕(しもべ)とも言える多くの魔物たちが、今にも罪人たちに飛び掛からんと構えていたのです。
もしアピスとキングボたちが本格的に戦闘になれば、6人の罪人たちは多くの魔物たちに襲われるか、鏡(ミランジョ)によって氷漬けにされていたことでしょう。
ゾックはすかさず仲裁に入り、見事にいざこざを治めたのでした。
まわりの状況を冷静に判断して、人を懐柔するのが得意そうですね(*´Д`)
相手の強さの分析力と危険察知能力
罪人の中で王の座を狙っていたのはゾックとキングボだけでしたが、ゾックは一目でキングボの持つケタ外れの強さを見抜き、さしあたっては対立せずに様子を見ることにしました。
力で敵わなければ他の罪人たちと組んでキングボを倒すか、密かに“暗殺”も企んでいたのです。
またゾックがオウケンに追われて逃げている最中に、遭遇したボッジを切り伏せようとしました。
しかし、ボッジから放たれるただならぬオーラを感じ取り、おとなしく剣を置くのでした。
この様にゾックは、力は乏しいものの危険察知能力が優れていたので、これまで命を落とさずに済んだのでしょうね。
良くない言い方をすれば、ズルい性格ですヽ(`Д´)ノ
必殺の毒霧攻撃!
鏡(ミランジョ)がダイヤモンドや金に変化することが出来ると知ったブラックとレッドは、アピスの虚を突いて鏡(ミランジョ)を盗み出しました。
レッドは怒り心頭のアピスによってすぐにボコボコにされ、ブラックもやられそうになりましたが、そこにゾックが割って入ってきたのです。
ゾックはアピスに平謝りに謝るフリをして、アピスが隙を見せた瞬間に口から必殺の“毒霧”を吐きかけました!
毒霧をまともに浴びたアピスは、致命傷を負って倒れてしまったのです。
いかにもだまし討ちが得意そうなゾックの攻撃ですね。
ちなみにボッジにも同じ手を使いましたが、巨人族の血を引くボッジには人の毒など効くはずもなく失敗に終わっています☺
山賊の頭“ゾック”はとんでもない奴!まとめ
ゾックはこれまで、危険を未然に察知する能力や必殺の毒霧を武器としてのし上がっていったものと思われます。
また自分の都合のいいように人を懐柔し、狡猾にだますことにも長けていたので、山賊の頭にもなれたのでしょうね。
山賊や王様ではなく、どこかの国の政治家にでもなれば、大成功していたのかも知れません。
まあでも、このままだとゾックにはあまり良くない未来が待っているような気がしますが・・・(;^ω^)
最後までご覧いただき有り難うございました。
皆さんに幸せな出来事がたくさん起こりますように(^_-)-☆
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