『王様ランキング』相関図を見てみよう!

『王様ランキング』 王様ランキング
『王様ランキング』宣伝広告より

『王様ランキング』の相関図やキャラクターの人物像があらかじめ分かると、より理解が深まって面白くなってきますよね

 

そこで今回は主人公のボッジと、その父のボッス国王の二人とそれぞれ関わりのある魅力的な人物像について述べていきますので、ぜひ最後までご覧ください (^^♪

 

『王様ランキング』相関図・ボッジと関わる者たちの人物像

見た目がちっちゃくて可愛らしく、いつもニコニコして笑顔を絶やさないボッジですが、彼には「世界一の王様になる!」という大きな夢があります。

そんなボッジを取り巻く人物たちについて、それぞれ詳しくみていきましょう!

ボッジとボッス王

王様ランキング予告動画

王様ランキング動画・アニプレックスより引用

ボッジはボッスの初めての子供です。巨人族であるボッスは、ある私的な目的のために同じ巨人族のシーナと結婚し、子をもうけました。

 

体が大きく力持ちのお父さんお母さんに比べて、とても小さくて非力なボッジ

 

さらに耳が聞こえず、口を利くのも不自由という大きなハンデを背負っています。

 

それゆえ周りからは無能扱いされ、陰口を言われることもしばしばです。

 

しかしボッジは、あることがキッカケでその持って生まれた特性を才能を開花させ、最強と呼ばれるボッス王と対峙できるまでに成長します。

 

ボッジとカゲ

王様ランキング1巻より引用

王様ランキング1巻より引用

ボッジに初めてできた友達がカゲです。ボッジは身体的なハンデもあって周りから理解してもらえず、ずっと孤独な日々を過ごしていましたが、ひょんなことからカゲと仲良しになります。

 

カゲはもともと暗殺集団である“影の一族”の最後の生き残りです。

 

カゲ自身 人を殺めたことはなかったのですが、生来その異形ゆえに人から差別的な扱いを受けてきており、盗みを生業とせざるを得ない環境で育ってきました。

 

最初のうちボッジは、カゲから要求されるままに身に着けていた高価な服を捧げていました。

 

でもカゲは、いつも屈託のない笑顔で自分にかかわってくれるボッジに対して、次第に親しみをおぼえるようになります。

 

そしてボッジの笑顔の裏側に、実は自分と似た大きな孤独をひそませているのを感じ取ったカゲは、ボッジにシンパシー(共感)を持つようになりました。

 

無能と周りからバカにされ続けても、それを決して顔に出さずに我慢し、いつもキラキラした目で嬉しそうに自分に接してくれるボッジに対して、

 

「これからはどんなことがあってもボッジの味方になる!」と心に決めたのでした。

 

『王様ランキング』相関図・ボッスと関わる者たちの人物像

 

 

世界一の強さを欲しいままにしたボッス王ですが、その強大な力を得るに至った背景には、実は周りの者たちが少なからず関係していました。

 

では、ボッスを取り巻く人物たちとの関係について詳しくみていきましょう!

 ボッスとヒリング

ヒリング

王様ランキング動画・アニプレックスより引用

第一王妃のシーナ亡き後、ボッスはある企みのため、僧侶だったヒリングを新しい王妃として迎え入れることになります。

 

彼女は、傷ついた体を癒すことのできる治癒(ヒーリング)の魔法を体得していました。

 

第一印象でいうと、「アルプスの少女ハイジ」にでてくるロッテンマイヤーさんを彷彿とさせるぐらいにキツイ感じです ( ゚Д゚)

 

しかも物語初期のころの彼女の口ぐせ「死刑にするわよ!」(こわ~!)

ですが、その言動と相反して実は人を思いやる愛情深さも持ち備えています。

 

自分の実の子ではないボッジに対しても、自分の子ダイダと同様に深い愛情をもって接しているのです。

 

いわゆるツンデレの典型といったところでしょうかね (^_-)-☆

 

ボッスとダイダ

ダイダ

王様ランキング動画・アニプレックスより引用

ボッスとヒリングの間に生まれた子がダイダです。

 

性格は父と似て負けず嫌いで上昇志向。顔は母親譲りの端正なルックスですが、つり目がちでプライドがかなり高いです。

 

剣術も大人顔負けの実力で、力で相手を打ち負かすスタイルです。ボッジの剣術指南役のドーマスもその才能に惚れ込むほどです(ちなみにダイダの剣術指南役はベビン)。

 

幼いころに父から与えられた鏡(ミランジョ)より、ダイダは自分こそが次期国王にふさわしいと思い込まされます。

 

ボッス亡き後、ヒリングの策略により新国王に就くことになり、兄のボッジ暗殺を企てドーマスにその役目を命じます(ひぇ~💦)

 

しかし、ダイダがいかに才能に恵まれているとはいえ、父ボッスとの力の差は歴然で、王様ランキング協会の使者からは現時点のダイダの王様ランキングは90位ぐらいと伝えられ、ボッスの頃の7位から大幅ダウンとなりました。

 

ボッスとドーマス

ドーマス

ドーマスはボッスの家来では国一番のソードマスターで、四天王の中で一番のイケメンです。

 

彼は十代のころにボッス王にあこがれ、国に仕える身になりました。

 

ボッス王のもと、その剣の才能を開花させたドーマスは、ボッジの剣術指南役に抜擢されます。

 

ただ教えることに関しては、いつもドーマス自身の基準で考えているので、教え子の個性に応じた才能を引き出すのが苦手なようです。

 

兵士のホクロからも、「自分基準で考えているので教えるのが下手だ」と思われています。

 

ボッスとベビン

ベビン

王様ランキング動画・アニプレックスより引用

ベビンも元はボッス王の一兵士として家来でした。

 

ある日ベビンは、三つ首のヘビ(ミツマタ)が他の兵士から串刺しにされ殺されかけていたのを助けました。

 

そのヘビを抱きかかえる際に、自らの手を咬まれながらも部屋まで大事に運び、傷ついたヘビの体をしっかりと手当してあげました。

 

さらにその上、他の者から危害を加えられないように巣穴まで掘ってあげてエサも与えました。

 

そのベビンの行動の一部始終を見ていたボッスは、ある日兵士の訓練場にあらわれてベビンに稽古をつけることにしました。

 

ボッス王からメッタ打ちにされても、へこたれずに立ち上がり向かっていく根性を認められ、その日から王直属の精鋭部隊になり四天王に加わったのです。

 

たとえ動物とはいえ、尊い命を大切にする良き人間性が、王様から認められたのでしょうね。

 

ボッスとアピス

アピス

王様ランキング動画・アニプレックスより引用

四天王の一人であるアピスも、若いころから才能にあふれていましたが臆病な性格が災いして、その秘めた能力を開花できずにいました。

 

そんなアピスをボッス王は自分のそばに仕えさせます。

 

ボッス王のもとでいつも傷だらけになり訓練していましたが、明らかにその傷あとは人がつけたものではなく魔物によるものでした。

 

ここで関わってくるのが、不思議な魔力を持つ鏡(ミランジョ)で、傷つき打ちひしがれたアピスを優しく包み込み、その潜在能力を引き出していくことになります。

 

それから間もなくしてアピスは感情を表に出さなくなり、異様な迫力が出始めるようになって『王の槍(やり)』と呼ばれるまでに強くなりました。

 

ボッス王の側近として感情を殺し、汚い仕事をすべて片付け、のちにボッスの意志を継いでボッジを王様にするよう決意します。

 

ボッスとドルーシ

ドルーシ

王様ランキング動画・アニプレックスより引用

四天王の中で最強と呼ばれているのがドルーシです。

 

見た目は岩のようにごつくて、いかにも強そうです。

 

もともとは『王の槍』としてボッスに仕えていましたが、優しすぎる性格ゆえに『王妃の盾(たて)』としてヒリングの護衛にまわされました。

 

気落ちするドルーシでしたが、王様の側近としては感情を殺し、冷静に任務をこなせるアピスが適任だとボッスが判断したからです。

 

ボッスがドルーシに聞きます。

「ヒリングを守る価値はあるか?」と。

 

ドルーシは答えます。

「私にそんなことは決められませんが・・・、(守る価値は)あります。誰だってそうでは?」

 

一見傲慢で冷たい印象のヒリングですが、そんな彼女を慈しむ答えをしたドルーシの優しさが垣間見えますね。

 

まさに適材適所のボッスの判断でした (^^)

 

ボッスとホクロ

ホクロ

王様ランキング動画・アニプレックスより引用

ホクロもボッス王の家来です。 ちょっと不器用ですが義理人情に厚く、とても誠実感あふれる人柄です。

 

愛されキャラ的なキャラクターで、友達として一人は欲しい存在です (^^)

 

作中では直接ボッスとの絡みはありませんが、ボッジを慕い、四天王とともにボッジを守るために難敵と戦えるくらいに成長します。

 

ボッスと鏡(ミランジョ)

鏡

王様ランキング動画・アニプレックスより引用

 

物語の始めのうちは、ミランジョは鏡として登場しており、その姿を現しません。

 

ボッスが強さだけを求めていた若いころ、武者修行のために世界中を渡り歩いていました。

 

ある日ボッスは、魔法との戦い方を身につけるためにホーマ国を訪れました。

 

当時はまだ未熟で手加減できなかったボッスは、そこで図らずも魔法の使い手であるミランジョの父親を殺してしまったのです。

 

ボッス自身も深手を負いましたが、ミランジョの母親が魔法を使って治療してくれました。

 

後にミランジョの母もギャクザ人に殺されることになってしまい、一人ぼっちになった幼いミランジョをボッスが面倒を見ることになります。

 

人間の所業とも思えない、ひどい仕打ちをギャクザ人から受けていたミランジョをボッスが救い、心の傷を癒すために二人で旅に出ることになりました。

 

ボッスの献身的な世話により、次第に心身の傷がいえ成長していったミランジョは、その旅の中で「今度はあなたの夢を叶えてあげたい」とボッスに告げます。

 

ここからはお互いが相手を思いやる気持ちが強すぎるがゆえに、周りの人々を波乱と激動の渦に巻き込んでいくことになります。

 

『王様ランキング』相関図を見てみよう!・まとめ

 

"ミランジョ編"ともいえる『王様ランキング』の初期では、上の相関図とそれぞれの人間関係を中心にして物語が進んでいくことになります。

 

登場人物もみんな魅力的で、心理描写の移り変わりがとても丁寧に表現されており動物を含めたそれぞれのキャラクターの個性(命)がとても尊いものに描かれています。

 

『王様ランキング』がアニメ化され、さらに大ヒットして世の中に知れ渡ることになるのが嬉しいと思うくらい素晴らしい内容で、作者さんに感謝です。

 

最後までお読みいただき有り難うございました!

 

皆さんにたくさんの幸せがおとずれますように (^^♪

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